おせち料理の由来
2019年も昨日から始まり、
初詣に行ったり、1年の目標を立てたり、お年玉をもらったりして
お正月気分を存分味わっていますが、
もう一つ忘れられないものが「おせち」
皆さんもおせちを食べたのではないでしょうか?
でも、あなたが今日食べたおせちの具材の由来ご存知ですか?
なんとなくお正月だからおせちを食べるのと、由来を知って食べるのと
美味しさも違うのではないでしょうか。
他にも、海外で日本文化の紹介でお正月を説明するとき
おせちの由来を知っていれば、相手の方に深く日本文化を知ってもらうことができますよね。
私は昨年まで、恥ずかしながら1つ1つ詳しく知りませんでした。
今読んで、「あっ、私も知らない」って思った方、
ぜひ読んでいただきたいです!!
おせちやお雑煮は、実際その地域ならではの具材がたくさんあります。
今回はおそらくどこでも必ずあるど定番のものに絞っています。
現在の私たちが食べているおせち料理は、江戸時代から始まったようです。
というのも、もちろんそれ以前もあったようですが、認識が違ったようです。
江戸時代以前までは、お祝い事があるときにご馳走として「おせち料理」を食べる
という認識だったようです。
しかし、江戸時代以降は正月の三が日は主婦を家事から解放してあげるという意味で
保存がきくものとしておせち料理が食べられていたようです。
では本題の具材の由来を・・・
数の子・・・ニシンの卵ですが、これは卵の数が多いことから「子孫繁栄」としての願いが込められれています。
たつくり・・・これは「五穀豊作」です。昔は、田の肥料に片口イワシが使われていたようです。
黒豆・・・これは「よく働けるように」との願いが込められています。
紅白かまぼこ・・・紅はめでたさ、白は神聖を意味するようです。
伊達巻・・・知識が増えるようにとの願いが込められています。
昆布巻き・・・「よろこぶ(昆布)」と縁起が良いものとされています。
栗きんとん・・・豊かさと勝負運の願いが込められています。
れんこん・・・穴が複数相手いることから「見通しが良くきく」とされています。
里芋・・・小芋がたくさんつくことから子宝に恵まれますようにと考えられています。
紅白なます・・・平安や平和の願いが込められています。
他にも、地域や家庭によってあると思いますが、
ど定番のおせち料理はこのくらいなのでしょうか。
ぜひ、皆さんの地域、家庭のおせち料理がありましたらシェアしてください!!!
日本は世界で見ると本当に小さい国に見えますが、
その小さい国の中にでも、方言があったり、その地域独自の食文化があったりと
北と南では大きく違うことがたくさんあって、非常に面白いものです!!
ぜひ、1つ1つの願いを考えながら食べてみると
いつもと違ったおせち料理が楽しめるかもしれませんね。